子供がサピックス(SAPIX)に新4年生から通い始めました。
半年間サピックスに通ってみて、親から見た感想をご紹介します。
この記事はサピックスに通われていない方向けの記事で、今後サピックスへの入室を検討されている方の参考になれば幸いです。
4年生のサピックスの授業
4年生はサピックスで週2回授業があります。
- 1日は、社会、国語A、国語Bの3コマです。
- もう1日は、理科、算数A、算数Bの3コマです。
合計すると、1週間で6コマです。
16:30から小テストがあり、17:00~20:00で授業があります。
授業が終わった後、サピックスの校舎まで迎えに来ている親御さんも見かけますが、管理人の子供は自宅の最寄り駅までは自力で帰ってきてもらっています。ただし、最寄り駅から自宅までの道のりが暗いので、毎回駅には迎えに行っています。
4年生の内は、サピックスには週2回通えばよいので、他の習い事と並行できる余裕が若干あります。
管理人の子供は、サピックス以外に他の習い事が5つあるので、親としては少なくして欲しいのですが子供が続けたいと言っているので続けさせています。
しかし、明らかに家で習い事の練習をする時間は減っていますし、忙しい時は練習しないで習い事に行くので、どの習い事も中途半端になってしまって、どれも残念な感じになっています。
管理人
正直、親の方が習い事の送り迎えで疲弊してきています。
授業の復習時間
サピックスでは、予習は必要ありませんが、復習はしっかりと行う必要があります。
毎回授業の前には、前回の復習テストがあり、それで理解度を見ていきます。
管理人の子供の場合、授業の復習は、1コマに対して1時間と決めて行っています。
1週間に6コマ授業があるので、合計週6時間はサピックスの授業の復習をしています。
以前、子供の復習時間が異様に長かったので、よくよく見ていると机に向かってぼーっとしていたり、マンガを描いていたり、他のものを触っていたりと、全く集中していませんでした。
そのため、復習の際にはカウントダウン式のタイマーで1時間を計ることで、本人も時間を意識するようになり、うまく集中して行うようになりました。
サピックスの保護者会でも1コマにつき1時間は復習してくれと言っていたので、丁度よい時間だと思います。
時間を計って復習をするようになってから、復習時間も減り、復習テストも安定してきたので、効果はあったと思います。
復習テストの結果により貰うことが出来るサピックスのシールも半年で5シート貯まりましたので、毎回の授業の復習という観点で見ていくとある程度は出来ているのではないかという印象です。
サピックスのシールが貯まったので、サピックスオリジナル商品に交換してきましたただ、復習の時間はこちらがスケジューリングして確保していますが、管理人と妻が現在家庭の事情で忙しく、どのような問題をやっているのか全く見てあげれていないので、アドバイスが出来ないのが問題です。
クラスが徐々に下がっていく
サピックスでは、月に1回程度組み分けテストがあります。
大規模校舎ですと30クラスぐらいありますので、テスト結果によってはクラスの順序も結構動きます。
管理人の子供は、新4年生の入塾テストでアルファ1という1番上のクラスに入りましたが、半年間で徐々に下がってきています。
現在は何とかアルファをキープ出来ているというレベルで、このままいくとさらに下がり続けていくのだろうなという印象です。
原因は、毎回の復習テストは上記の通り安定してきましたが、クラス替えのマンスリーテストはテスト範囲の見直しが出来ていないという点です。
毎週のサピックスの復習、その他の習い事で一杯一杯になってしまって、マンスリーテスト前にテスト範囲の総復習に時間が取れなくなっています。
そのため、習ったことを復習してもそれほど定着していなく、どんどん忘れていっているのではないでしょうか。
更に、復習で手いっぱいで、社会の白地図や、国語の要という追加教材も手が出ていません。
8月の夏期講習終わりのクラス分けテストだったと思いますが、算数で四角形の内角の和を間違えて来た時は衝撃を受けました・・・
せめてもの救いは、子供がサピックスの勉強は楽しいと言って、楽しそうにサピックスに通ってくれることです。
そのため、サピックスの先生も、子供が楽しく授業が受けれるように、色々工夫して下さっているのだなと感じています。
また、サピックスに通う以前は公文に通っており、毎日勉強するのは当たり前という習慣が付いているのも良かったと思います。
公文は効果があるのか?子供が3年間公文を習った口コミとはいえ、管理人の子供の場合はこのままではクラスが徐々に下がっていきそうな感じもするので、親としてテスト範囲を理解して手伝っていかないといけないだろうなと感じています。
10月のマンスリーテストは、しっかりと復習してから臨んだところ、α1に戻ることも出来ましたので、やはり復習が大事なんだなと痛感しています。ただし、一番重要な算数が一番偏差値が低かったので、このままいくと増々下がるのだろうと思っています。
中学受験は親の協力が必要
会社で、お子さんを2人中学受験させた上司がいます。
お子さんはサピックスに通って中高一貫の私立に進学され、現在は東京大学に通っていますので、受験勉強に関しては成功されている方です。
その上司曰く、中学受験は「親が6割子供が4割」だそうです。
それだけ中学受験は親の頑張りが必要になってくるということです。
※市販されている中学受験の本で、親が9割という本もありました。
「二月の勝者」という中学校受験の漫画では、受験で勝つことが出来たのは「父親の経済力」と「母親の狂気」と表現されています。
中学受験は父親の「経済力」と母親の「狂気」の上に成り立つ戦い
二月の勝者https://t.co/FSYeMflQCW pic.twitter.com/LHYipZSyjP
— 世界四季報(セカ報) (@4ki4) June 21, 2019
管理人の家庭では、経済力が心もとないので、株主優待のクロス取引、ふるさと納税、ポイントサイト、マイルを貯める等して副収入を得ています。副収入を得るやり方は、当ブログで書いておりますので、参考にして下さい。
「母親の狂気」だけは元々備わっています(笑)
母親の狂気だけに頼ると、子供へのプレッシャーが心配なので、管理人も今後はサピックスの保護者会に参加したり、年明けからは勉強の面倒を見ていこうと思いました。
ただ、子供のことに一生懸命になりすぎるあまり、「教育虐待」になって子供の心がおかしくなっては元も子もありません。
子供の教育やしつけに一生懸命になりすぎている人は以下の本もお勧めですよ。
ちゃんと泣ける子に育てよう(大河原美以著)を読みました!子育て中の方には、本当におススメです!ただ、4年生の算数の問題でも難しい問題があるので、今後5年生、6年生のサピックスの問題を管理人のレベルで解くことができるか不安ですが・・・・
また、4年生でこの勉強量だと、5年生、6年生はどうなるんだろうと心配しています。
子育てしていて、何が子供にとっての幸せかを考え悩んでいますが、色々模索していきたいと思います。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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