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公文は効果があるのか?子供が3年間公文を習った口コミ

 

子供が公文(くもん)を年長の3月~小学生3年の3月末まで3年間習いました。

 

私の個人的な結論から言いますと、小学校3年生末までの段階でしたら公文だけで学校の勉強は十分対応できましたし、新4年生からSAPIX(大手中学受験塾)の上位αクラスに入ることも出来ました(長女)。

 

後述しますが、勉強の苦手な次女も公文のおかげで計算だけは早く、計算の練習に勉強時間が取られないのでむしろ勉強が苦手な子供こそ公文がおススメとも思いました。

 

そして、公文を習うことで毎日の勉強の習慣が付くので凄くおススメです。

 

今となっては、この毎日勉強する習慣が付いたおかげで、SAPIXでも上位クラスをキープすることが出来たと思っています。

 

この記事では、3年間公文を習った感想や効果をご紹介しますので、公文に通うか進学塾に通うか迷っている方の参考になれば幸いです。

 

公文については、公文のHPを見れば詳しく書いてありますので、この記事では個人的な感想や効果を中心に紹介します。

 

1.公文とは

 

 

公文とは、公式HPでは以下のように紹介されています。

 

解き方を教わるのではなく、自分の力で教材の問題を解く学習法で、
「やればできる」という自己肯定感を育み、
未知の領域にも、自分から挑戦する力を培う。
公文式は、一人ひとりの「可能性の追求」を目指す教育です。

 

ここに書かれているように、公文は解き方を教わるのではなく、プリントに書かれている例題を解いて自分で解き方を学んでいきます。

 

公文には火曜日と金曜日等、週2回行ってその場でプリントを行うのと、毎日家庭学習で行うプリントを貰ってきます。

 

そのため、基本は自宅での自学自習となります。

 

 

プリントのサンプルを掲載します。

 

算数

 

 

上のプリントのように、単純な計算を繰り返し行うので、計算力がつきます。

 

ただし、計算スピードは早くなるですが、外部の模試などでは最初の方の問題で計算ミスをしてくることが多かったのが難点です。

 

その点はSAPIXに通いだしてから改善されましたので、現時点ではそこまで気にすることはないと思います。

 

国語

 

 

上のプリントのように、毎日文章に触れるので、読解力が身に付きました。

 

教材は名作の本が題材となっていることが多いです。

 

子供からは、公文の文章を読んで面白そうな時は、その本を読みたいというリクエストも多々ありました。

 

読書に興味を持ってくれるという点でも良かったです。

 

MEMO

 

下の子供も公文を習わせていますが、上の子供と違ってなかなか本を読もうとしません。

そうなると文章に触れる機会が少なくなりますが、公文の国語で強制的に毎日文章に触れるので、助かっています。

 

 

英語

 

 

英語は自分一人で進められるのか?と心配しましたが、下の画像のE-Pencilを使って一人で勉強していました。

 

ネイティブの音声を聞いて自分でも発音をしていくので、意外とリスニング力も身についていました。

 

 

最初は書くことはせず、上記の写真のようにタッチペンからの音で英語の発音や文章を学んでいきます。

 

その他公文については、公文の公式HPに詳しく書かれていますのでご覧ください。

 

参考 公文式の特長公文式

 

算数、国語、英語と3教科習っていましたが、どれも子供一人で勉強できる内容になっており、親がつきっきりで勉強を見る必要が無いので負担が軽くなります。

 

ただ、子供が分からないところがあれば当然教える必要もあるので、塾のようにお任せという訳には行きません。

 

2.公文で習っていた内容

 

我が家の場合、公文では以下の3教科を習っていました。

 

 

  • 国語
  • 算数
  • 英語

 

 

 

国語と算数は幼稚園年長の2月から習い、英語は1年生の夏からスタートしました。

 

当初は国語と算数を毎日プリント10枚やっていたのですが、子供にとっては結構大変な量でした。

 

国語は何とかこなすことも出来ていたのですが、算数10枚は完全に詰まりました。

 

繰り上がりの足し算でも引っかかり、繰り下がりの引き算でも引っかかり、そして指を使って数えている状態でした。

 

公文は子供が自分で解き方を学んで進めていくものですが、算数については完全に親に毎回聞いてくるという感じです。

 

国語と算数をこなすのに精一杯の中、英語を1年生の夏ごろから始めたので、プリントを毎日10枚終わらすことが出来なくなりました。

 

そのため、1年生の夏以降については、国語、算数、英語を各教科毎日プリント5枚にしていました。

 

毎日プリント10枚でも、プリント5枚でも授業料は同じですので、親としては何とか10枚やって欲しかったのですが。。。

 

また、周りの子が10枚こなしていく中、5枚では後れを取っていくのではないかと親としては焦る気持ちもありましたがまずは公文を続けていくことが肝心だと思い5枚にしました。

 

そして、3年生の終わりに公文を辞めるまで3教科とも毎日5枚で続けました。

 

算数で新しい単元に入って、先生が我が家の子供には難しいだろうと感じる時は

 

3枚の時も多々ありました・・・

 

子供は、「今週は枚数が少ない!」と喜んでいましたが。。。

 

また、ある時子供の公文が順調に終わるし、間違い直しもないのでおかしいと思ったら、以前やったプリントをとっておいてそれを丸々写していたこともありました。。。

 

子供は、そういうところには色々と頭が回りますね(笑)

 

というように、我が子の場合は決してスムーズに進んでいったわけではありません。

 

3.公文での進度

 

公文でのわたしの子供の進度をご紹介します。

 

公文では進級テストで合格をすると、どんどん先に進んでいくことが出来ます。

 

 

毎年3月末時点で、自分の学年より3学年先が終了していると、クリスタルのオブジェを貰うことが出来ます。

 

1年生末

 

1日5枚しかやっていないということもあり、そこまでの進度はありません。

 

2年生末

 

2年生の末に、国語のみ3年以上先取りをしていたため、クリスタルのオブジェを貰いました。

 

3年生末

 

英語、国語、算数の3教科とも自分の学年より3学年以上先の問題を解いていましたので、3教科ともクリスタルのオブジェを貰ってきました。

 

※5月末頃に、3教科のクリスタルのオブジェが貰えます。

 

公文の高進度学習者賞として、子供がオブジェを貰ってきました

 

算数と国語は3年生の3月末に辞めていますが、3月末時点で在籍していている場合はクリスタルを貰うことが出来ます。

 

私の子供の場合でも、プリントを毎日5枚(場合によっては3枚)というスローペースで心配することも多々ありましたが、コツコツ毎日やっていると意外と進むので、焦らずにまずは公文を継続するということが大事だと思います。

 

4.公文の効果

 

私が感じる公文の効果について紹介します。

 

①勉強の習慣がついた

 

 

公文をやっていて一番良かったと思う点は、低学年から勉強の習慣が身についた点です。

 

公文は毎日分のプリントが宿題として出されますので、必然的に毎日勉強しなくてはならない状況になります。

 

子供は進んで勉強をするタイプではないですが

 

1日のどこかで絶対に公文をやらなくてはいけないという認識はついてきました。

 

ただ、ここまでの状態になるまでは苦難の連続です。

 

子供に毎日「公文やった?」と聞くのは苦難というか苦行です。

 

親「公文やった?」

親「公文やった?」

親「公文やった?」

親「公文やった?」

親「公文やりなさいって言っているでしょ!」

 

毎日毎日この連続は正直疲れましたし、親にとっては苦行でしかありません。

 

親「公文やらないのなら、公文やめなさい」

 

子供「やだ」

 

というやりとりも何度やったか分かりません。

 

最後は本当に子供に言うのが疲れてきたので、子供に「頼むから公文を辞めてほしい」と言いましたが、子供は「やる」というのでなんとか続けはしました。

 

※長女の場合は本人の意思で続けましたが、次女は英語は辞めたいといって辞めています。

 

②成績

 

英語、国語、算数を公文で続けてきたことで、ゆっくりではありますが着実に基礎を固めることが出来ると思います。

ここでは、3年間続けてきたことによる成績などをご紹介します。

 

英語

 

公文で英語を続けてきて、英検5級、英検4級、英検3級、英検準二級、英検二級(一次※)にはストレートで合格しました。

 

※英検二級の2次は2回目で合格

 

夏休みに1回だけインターナショナルスクールのサマースクール(1週間)に入れたことがありますが、それ以外は公文の勉強のみです。

 

公文のHPにも書かれていますが、英検3級、4級を合格する小学生の15,000人以上がKUMONの生徒だそうです。

 

 

英検については、英検のHPに掲載されている過去問を解いてから臨みましたが、それだけですと本当に3級、4級、5級ともギリギリの合格点だったので、もう少し過去問を複数回解く、単語帳をしっかり覚えるなど対策をした方が良いかもしれません。

 

ただ、英検のHPに掲載されている過去問を解いただけでも合格できたということを考えると、それだけ公文の普段のカリキュラムがしっかりしていたのだなと思います。

 

英検合格の時期は以下のとおりです。

 

英検5級は、小学3年生の夏頃

 

英検4級は小学3年生の1月

 

英検3級は小学5年の冬

 

英検準2級は中1の夏

 

英検2級(一次)は中1の冬

国語、算数

 

国語と算数については、ご参考までにサピックスの新4年生の入塾テストの結果を掲載します。

 

算数140点:偏差値63

 

国語115点:偏差値67

 

総合偏差値67

 

 

新4年生のクラス分けで、アルファ1という最上位クラスからスタートする事が出来ました。

 

今後は応用問題も入っていきますので、子供の成績が今後どうなるかはわかりませんが、入塾時点ではなんとか良いスタートを切ることが出来ました。

 

MEMO

 

追記

SAPIXに1年間通いましたが、子供は上位アルファクラスをキープできています。

 

 

親として子供の勉強をそれほど見ることが出来ませんでしたが、公文で身に着いた

 

「毎日勉強するという習慣」

「勉強するのが普通の事」

 

という感覚が間違いなく武器になっていると感じます。

 

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5.公文のデメリット

 

公文は基礎固めに最適ですが、応用問題には不利かもしれません。

 

国語で言うと、公文の問題は、答えを本文から抜き出す形式の問題や選択式の回答が大半です。

 

そのおかげでサピックスでも抜き出す形式の問題はほとんど正解してきます。

 

しかし、テストで自分の考えや人の気持ちを想像して答える記述式の問題への対応は不足してきます。

 

定期的に日能研や四谷大塚のテストをこれまで受けてきましたが、子供が間違えてくる問題がほとんどこの記述問題の部分です。

 

そして、サピックスに1年間通いましたが、点が取れないのもこの記述部分でした。

 

また、算数に関しましては、公文は計算式の問題が大半です。

 

そのため、テストの後半に出てくるような文章題や図形問題が苦手な傾向があります。

 

また、公文では、中学校受験で出るような「つるかめ算」には対応していません。

 

そのため、中学校受験を見据えた場合は、ある程度の段階で進学塾への切り替えが必要になってきます。

 

中学受験の本を多数執筆されている「おおたとしまさ」氏の著書では、公文について、

 

小学校3年生まで公文を行い、小学校4年生から進学塾へ通う

 

ことを勧めています。

 

※義理の弟が東大卒ですが、まさしくこのパターンです。

 

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またその際、小学校3年生の終わりの時点で、小学校6年生の終わりまで公文が進んでいることが理想と書かれていました。

 

管理人

 

私の子供も小学3年生まで公文を習い、4年生から進学塾に通わせています。

 

 

追記

 

ここまでは長女のケースを書いてきましたが、次女も公文を習っていますので次女のケースについても書いていきます。

 

長女は記憶力が良く勉強が得意ですが、次女は記憶力が弱く勉強が苦手な方です。

 

※次女は、公文や塾に通っていなかったら、小学校の成績もヤバいと思います。

 

そんな勉強が苦手な次女ですが、公文の算数のおかげで計算だけは速くなりました。

 

中学受験では各科目で覚えることが山のようにあり、計算力をつけるための問題も毎週宿題で必ず出てきます。

 

そんな時、計算力があるおかげで、計算問題の宿題だけはスラスラと終わらせるので、他のことに時間をかけることが出来ます。

 

計算の練習をしてこなかた子供だと、ここで計算の練習に時間を取られるのはかなり痛いと思います。

 

ただでさえ算数の演習や暗記科目に時間がかかるので、計算力があればそちらに重点的に時間を使うことが出来、本当に助かります。

 

また、姉が公文で勉強している姿を見ていたので、次女の方が公文で勉強するのが当たり前という考えになっています。

 

公文で毎日勉強していたおかげで、塾に通い始めても毎日宿題、復習を行うのは当たり前という感じでコツコツと頑張ります。

 

暗記や理解度は人より遅いかもしれませんが、毎日コツコツ勉強するという習慣のおかげでSAPIXでも何とか真ん中ぐらいにはついてていけているような状況です。

 

次女を見ていると、勉強が苦手な子供こそ、公文をやっておくと良いとかなり思いました。

 

まとめ

 

公文は、毎日やるのは子供にとっても親にとっても、かなりしんどいです。

 

何度も辞めようと子供と相談しましたし、「今日公文やったの?」と毎日子供に聞くのも相当しんどいです。

 

しかし、続けてさえいればしっかりとした基礎固めをする事ができ、子供の勉強の実力は必ずついてきます。

 

公文の枚数が少なく、自分から勉強をやりださない我が家の子供でも、公文だけで塾に通っている生徒に負けないだけの成績は出せました。

 

そして、毎日勉強するのが当たり前という習慣が身についていますので、進学塾に通い始めてもスムーズなスタートを切ることが出来るのではないでしょうか。

 

ここまでは、あくまでも我が家の例をご紹介しましたが、教育にはそれぞれのご家庭の方針もあり、子供にも個性がありますので、何がその子に合っているのかというのはそれぞれ違うと思います。

 

公文、進学塾、それぞれに通うメリット、デメリットがありますので、今回の記事が公文を検討されている方の参考になると幸いです。

 

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

 

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