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金融機関に勤めるサラリーマンです。株主優待、優待クロス、ふるさと納税、マイル等について発信していきます。

すかいらーくの株主優待は続くのか?

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「すかいらーく」の株主優待は続くのか?

について「すかいらーく」の株主優待の記事の中で書いていたのですが、長くなってきましたので、別記事として今回掲載します。

※あくまでもド素人の一個人の意見であり、参考程度に留めてください。

 

「すかいらーく」の株主優待は続くのか?

「すかいらーく」の株主優待は魅力的なのですが、あまりに条件が良いので、この魅力的な株主優待が続くのか?という点が気になるところです。

その点については、「すかいらーく」の社長が「第7期定時株主総会召集のご通知」の中で、

株主優待制度についても、株主還元策の一環として引き続き実施していく所存です。

と語られております。

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「すかいらーく」の社長が株主への通知でこのように語られていますので、株主優待は当分は続きそうですね。

そして、株主優待目当てに個人投資家も急増しています。

2017年6月末のデータになりますが、半年間で株主は倍増しており、株主の半数は個人投資家ということになっております。

現在ですと、もっと増えていそうですね。

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これだけ個人投資家が多いと、もし株主優待の改悪をしたら、株価へのインパクトは相当大きいと思われるので、中々止められなさそうです。

 

株主優待は会社の利益を圧迫しているのか

株主優待は結構な金額を発行していますので、少なからず利益を圧迫しています。

株主優待の総発行金額は公表されていませんので、決算書から見ていきますと、

2017年12月決算では、株主優待の引当金として、以下の金額が計上されています。

  • 流動負債:12億97百万円
  • 固定負債:1億97百万円
  • 合計:14億94百万円

※すかいらーくの株主優待の引当金は、流動負債と固定負債に計上されています。

※すかいらーくの株主優待は期限が長いので、株主優待の引当金の内、1年以上の部分は固定負債にして、期限で流動負債と固定負債に按分しています。

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※第 7期定時株主総会招集ご通知より

そして、この2017年12月末決算時の引当金は、

  • 2016年12月末(未使用分)
  • 2017年6月末(未使用分)
  • 2017年12月末(全部)

に発行した株主優待の未使用残高の合計金額になります。

※IRからそのように教えて頂きました。

年間の株主優待の総額は公表していませんが、株主優待の年間総額を考えると引当金の1.数倍(1.4倍ぐらい?)ぐらいの金額になりそうですかね。

株主優待の年間の総額は分からないので、この場では引当金を基に計算をしていくと、

すかいらーくの2017年12月の営業利益が281億円でしたので、株主優待の引当金は

  • 営業利益と比較すると5.3%程度
  • 純利益と比較すると8.87%程度

となります。

※営業利益、純利益どちらと比較するのが正しいのか分かりませんが・・・

個人株主が増え続け、かつ高額の株主優待なので財務への影響が心配にはなりますが、利益の範囲内に納まって株主優待を実施しています。

そして、赤字企業で株主優待だけ大伴振る舞いという外食産業の企業に比べれば、「すかいらーく」の株主優待は健全な範囲内であり、現在の利益水準が続く限り、株主優待は継続出来ると判断出来るのではないでしょうか。

 

今後も利益を上げ続けられるのか?

今後も、現在並み若しくはそれ以上に利益を出している限り、株主優待は続けられそうですね。

その点については、「すかいらーく」は以前に比べしっかりと利益を上げられる体質の企業に変わってきています。

こちらは、2004年からの「すかいらーく」の営業利益になりますが、右肩上がりに営業利益が伸びていますね。

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現在は「店舗数拡大を通じた成長」を目標に、2018年、2019年ともに営業利益の増加が会社見込みとして挙げられています。

すかいらーくの売上高は、3,600億円弱と業界2位ですが、

 売上高(億円)

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営業利益はダントツの1位です。

営業利益(億円)

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外食産業の中で、勝ち組になっていますね。

そして、日本の外食産業25兆円の内、食堂・レストラン市場規模は約10兆円と非常に大きなマーケットですが、「すかいらーく」の売り上げは3,600億円程度であり、まだ拡大の余地があります。

気になる今後のすかいらーくの事業戦略ですが、以下の2点を示しています。

  1. 出店数の拡大
  2. 既存店舗の強化

①出店数の拡大

店舗数の拡大は、2014年~2016年で144店舗出店に比べて、2017年~2019年で450店舗と大幅に新規出店数の拡大を目標としています。

2017年の実績は、目標100店舗に対して実績97店舗とほぼ目標通り進んでいます。

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既存店の出展の他に、「ラ・オハナ」というハワイアンレストランを新規に出店しています。

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②既存店舗の強化

既存店舗の強化ですが、顧客ニーズに合わせて店舗やメニューの改善を行っています。

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その他、デリバリーの売り上げが順調に伸びています。

デリバリー売上高(億円)

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 事業拡大戦略が予定通り進み、利益が増加していけば、現在の株主優待もそこまでの負担にはならないですね。

長くなりましたが、株主優待については、

  • 社長が継続すると言っている
  • 現在の利益水準であればそこまでの負担ではない
  • 今後も利益の拡大が見込まれる

ことを考えると、継続される見込みが強いと思われます。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございます。

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