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ちゃんと泣ける子に育てよう(大河原美以著)を読みました!子育て中の方には、本当におススメです!

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大河原美以さんの「ちゃんと泣ける子に育てよう」を読みましたので、ご紹介します。

先に申し上げておきますと、お子さんのいる家庭で、子どもに対してついつい怒鳴ってしまったり、きつく叱ってしまう方にとっては非常におススメの本です。 

この本では、子どもがぐずって泣いている時、不快な感情のエネルギーに支配されている時に、「親が子を抱く」ということが感情の発達のためにどうして大事なのかということについて書かれています。

 

 

1.現代の子育ての問題点

①感情を出さない子供達

親には子供の感情を育てる義務があり、親であれば誰しも、自分の子どもを良い子に育てたいと思っている。

しかし、一生懸命育てているにもかかわらず、小学生という幼い年齢の子供たちによる、これまでの常識では考えられない事件が発生しており、幼い子供たちの感情の発達は危機的な状況にある。

現代の「良い子」とは、すぐに泣いたり、怒ったりしない感情を出さない子(我慢強い子)を指している。

そして、大人を癒す存在として期待されている子供は、生理現象としての不快な感情を家で当たり前に表出することが許されなくなっている。

しかし、感情を育てるとは、感情を出さない子に育てることではなく、ちゃんと感情を出せる子に育てることである。

②親も子育てに不安

親は、子供がすぐに泣いたり怒ったりした場合、自分が周りからどう見られるか不安になる。

また、

子供をコントロール出来ていない = 親としてちゃんとしていない

と評価されるのではないかと不安になってしまう。

そのため、親は子供が小さいうちから、聞き分けの良い子供を求めてしまう傾向が強い。

しかし、それにより、

親の前では優しい行動をとっている子供が、学校で大人の見ていないところで、攻撃的な感情をコントロールできない状態に陥いっている。

家でぐずぐずして泣いている子供は、体からあふれ出てくる不快な感情をそのままお家で受け止めてもらえており、意外と学校では頑張って社会性のある行動をとることが出来る。

逆に、家で手のかからない良い子は、学校で足りない分を補おうと幼い側面を出す傾向がある。

特に繊細な子は、親が何を望んでいるのかを汲み取る感受性が強く、親の期待に応える「良い子」に育ちやすく、親はついつい油断しがちになる危険がある。

子供は、幼児の時代には自己中心的で親の迷惑も考えず、自分の体の中から出てくるエネルギーのままに感情を出すことが健康である。

 

2.どうすればよいか?(対応策)

本書では、以下の事を子供にしてあげて下さいと勧めております。

子供が生理現象として感じる、怒りや悲しみや不安などのネガティブな感情を、ママやパパが察知して言葉にしてあげて、抱きしめてあげることで、そのような不快な感情を安全に抱えることが出来るように育つ。

①不快な感情の言語化の必要性

子供が言語を覚えていく過程で、「モノ」と「言葉」を結び付けていく。

「感情」は目に見えないので、子供は得体の知れない不快な感情に包まれたとき、それを社会化することが出来なく、パニックになる。

そこで、親がその時の感情を「言葉」に置き換えてあげることで、子供はその不快な感情を認識し、学習していくことが出来る。

②抱きしめる事の必要性

子供の心が成長していく過程で、最も重要なのが「安心感・安全感」という感情。

子供は、自分の体の中を不快な感情が流れて危機にさらされている時に、親に抱いてもらって安全に包まれることによって、その不快な感情を安全なものとして抱えることが出来る。

具体的には、

子供が、泣いたり怒ったりしている時、子供のネガティブな行動は承認しないが、子どものネガティブな感情を承認する。

そして、子どもが自らの感情を承認されたことにより、落ち着き、次の行動に移れた時に褒める。

そうすることで、自分の感情が治まった時の心地よさを体験でき、感情を自分でコントロールすることが強化される。

ダメな例は、

叱ったり、恐怖で子供の感情をコントロールすると、それは子供にとっては恐怖体験でしかないので、恐怖を与えない限りコントロールできないという条件付けを生み、子どもの健全な育ちには繋がらない。

親になる覚悟というのは、親が自身の感情よりも、子どもの感情に目を向けて大事にすることである。

子育てというのは、気づいたときから、いくらでもやり直しがきく。

親子の絆はとても強く、子供のために変わろうと思ったときから、子どもにその思いは伝わる。

 

感想

早速、我が家でも本に書かれている通り、子どもが感情的になって怒りだした時、こっちも感情的に叱らずに、子どもの感情を分かろうとし、子どもの感情を言葉に置きなおして伝え、抱きしめました。

子供は、まずは自分の言っていることが私に通じたという安心感と、自分の感情が今どうなっているのかを言葉で理解をすることが出来、思った以上に落ち着きます。

そして、その後、善悪を判らせるために、何がいけなかったのかということを説明して、躾はしっかりと行いました。

子供も冷静になっているので、こちらが説明することも理解でき、思った以上に効果的です。

今までは、子どもが感情的になっている時は、やめなさいと言ってもまず聞かないので、最終的に「いい加減にしなさい」と怒って終わりです。

そして、何がいけないのかを話にいきます。

これは、最悪でしたね。

子供は、まず自分の体の中の感情をうまく表現できずに怒ったり泣いたりしているのに、そこに何がいけなかったのか説明しても、自分のことが分からない状況の中、何が悪かったのか理解できなくても当然でしたよね。

私も、反省点としては結局「怒る・叱る」という選択肢しか子供をおとなしくする選択肢を持っていなかったため、子どもが暴れだした時、自分も不安になり「怒る・叱る」という行動にいきついていました。

この本を読んでからというものの、「怒る・叱る」以外の選択肢として、子どもの言葉・行動を冷静に見つめて、言葉に置き換えてあげるという選択肢が生まれたため、非常に落ち着いて対応をすることが出来ます。

むしろ、子どもが感情的になったときは、子供の感情を言葉に置き換えなければいけないというプレッシャーが自分にかかり、子どもの言葉・行動を冷静に見つめるようになりました。

これは本当に子どもの教育上とても良かったと思いますし、親が「いい加減にしなさい」などと怒らなくて良いので、家庭が平和で落ち着いた気もします。

その他副次的な効果としては、長女が次女に怒るとき、親が長女を叱るときと全く同じ口調で怒っており、我が家では凄く問題意識を持っていたのですが、それも少し落ち着き始めた気がします。

親が子供の声を聴こうという姿勢を真似してなのか、長女と次女が遊んでいて次女が駄々をこね始めたとき、長女は次女の声を聴こうという姿勢を見せ始めています。

本書に書いてある通り、遅いということはなく、今からでも変われると思いました。

むしろ、現時点で読めて本当に良かったと思います。

これまでの「ちゃんと躾をしている風の自分」に酔い、勘違いな育て方をし続けていたとしたら、子ども達の心の発達にも弊害が出ていたかもしれません。

既にできている人にとっては不要だとは思いますが、もし心当たりのある人は一度読んでみることをお勧めします。

最後になりますが、それでもまだまだ我が家の子供たちの問題は山積ですが、少しでも家族が良い方向に向いていることは喜ばしいことです。

長くなりましたが、最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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