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【本の紹介】お金の教科書(著:泉正人)読みました!

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「お金の教科書」を読みましたので、ご紹介します。

「お金の教科書」はサブタイトルで「20代で知っておきたいお金のキホン」と書かれている通り、お金の貯め方・使い方・増やし方について、基本的な所から丁寧に説明がされています。

男女の二人の生徒の質問に答える形で、講義形式で説明がされていき、活字ばかりではなく図を多用していますので、非常に読みやすいです。

著者である泉正人氏は、日本ファイナンシャルアカデミーという投資教育を行う会社を経営されていますので、こういった説明が得意なのかもしれませんね。

既に、家計が黒字で倹約ができており、運用もやっているよという方にとっては簡単すぎると思います。

それでは、役に立った点についてご紹介します。


 

いまこそお金の知識を身に着けよう

学校では、学問や職業についての知識は教えてくれますが、お金については教えてくれません。

お金を上手にやりくりする知識があれば、人生がより豊かに楽しくなります。

給料が横並びで増えていく時代でもないので、自分のお金は自分で守らなくてはいけない時代です。

お金の知識を身につける4つのメリット 

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機会損失という名のリスクもある

資産運用というと「リスクがあるから怖い」と最初から及び腰になる人がいますが、 怖いのは知識が不足しているからです。

知識を身につけ、経験を積んでいけば、リスクを抑えることやある程度のリターンを身につけることも可能です。

銀行に預けっぱなしにして、株式投資や投資信託などの変動商品で運用しなかったときに 「本来なら得られたはずの利益を得られない」というリスクを抱えていることに気付いてほしい。

これを、「機会損失」のリスクといいます。

お金が貯まらないのは、年収が少ないから?

世の中には、お金が貯まる人と、貯まらない人がいます。

例えば、年収が400万円の人が年収600万円に上がったとします。

そこで、家賃10万円のマンションから家賃15万円のマンションに引っ越す等、生活水準を上げていくと結局のところ手元に残るお金は変わらない。

つまり、年収が高いからと言ってお金が貯まる訳ではありません。

仮に年収が1,000万円あったとしても、高級マンションや高級車を購入していれば、出ていくばかりで貯まらない。

そういう人は、お金の生活習慣病にかかっていると言えます。


 

お金の使い方を3つに分けて考える

価値のあるものにはお金を使い、価値のないものにはできるかでお金を使わないというルールを決めます。

お金の使い方を「投資」、「消費」、「浪費」の3つに分けて考える。

  • 投資:買ったものが、支払額以上の価値がある
  • 消費:買ったものが、支払額と同等の価値がある
  • 浪費:買ったものが、支払額以下の価値しかない。

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できるだけ「浪費」を減らし、「投資」を増やすようにすることで、自分自身の成長に繋がり、収入や貯蓄も増えていきます。

まずは貯める。残ったお金で生活する

自動的にお金が貯まる仕組みを作りましょう。

毎月決まった金額を貯蓄するためには、生活費と使う前に給料天引きか自動積み立ての形で、強制的に積み立てに回す。

貯蓄の目安は、収入の2割を目標とする。

※本多静六氏は、25%を推奨していました。

つまり、収入から貯蓄を引いた金額が、支出できる金額です。

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そして、貯蓄はできるだけ早く始めましょう。

同じ金額を貯めた場合でも、貯蓄を複利で運用した時、大きな差が生まれます。

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同じ720万円貯めた場合でも、複利で3%で運用できた場合、

  • Aさん(月2万円、30年間):1,176万円
  • Cさん(月6万円、10年間):850万円

326万円の差になります。

そのため、お金を増やすコツは、複利運用でとにかく早くスタートすることであり、期間が長いほど有利になります。

お金の地図を持って人生を楽しもう

初めて訪れる場所では、地図やガイドブックは必需品です。

地図が無ければ、現在地も目的地もわからず勘を頼りに行動するしかありません。

これを人生に置き換えると、 初めての人生、しかも一度きりの人生を歩んでいるのに、「お金の地図」を持っている人はほとんどいないのではないでしょうか。

「お金の地図」が無ければ、自分の現在地(現在の収入、支出、資産状況)もわからないし、目指す目的地(何年後にいくらのお金が必要かという目標)もはっきりしません。

地図がないまま、ただやみくもに人生を歩んでいる人が多いのです。


 

住宅は買うべき?借りるべき?

高層マンションで夜景を楽しみたい、庭付き一戸建てが良い等、 住宅選びは価値観の問題なので、どれが正解というものはありません。

ただ、お金のマネジメントという視点ではその住宅を買うべきか判断基準があります。

購入代金が妥当か判断する基準として「200倍の法則」があります。

購入物件と同レベルの賃貸物件の毎月の家賃相場と比較して、200倍を超えるかどうかを見るというものです。

  • 200倍を超える場合は割高(買わない方が良い)
  • 200倍を下回る場合は割安(買っても良い)

と判断します。

この200倍という数字は不動産投資の投資効率から導き出された数字で、 利回り=年間家賃÷物件価格 で計算します。

一般的に、不動産投資で考えた場合、利回り6%を超える物件が割高と言われています。

この6%の利回りが、ちょうど「家賃の200倍」の計算と同程度になります。

※中古物件は5~6%程度の利回りですが、新築では3~4%程度の利回りが一つの判断基準になります。

個人的には、更に購入の場合の優遇税制や、地域別で参考にする利回りを考慮する必要があると思います。

例えば、千代田区・港区・渋谷区等ではその他地域より利回りが低くなる等です。

 

ここでは、これ以上書きませんが、その他、税金、保険、運用についても基本的な部分が記載されていて、分かり易く丁寧に説明されていますので、これからお金の勉強をしようという方には参考になると思います。

 本の冒頭部分では、倹約の大切さについて書かれていますが、 本多静六氏も倹約の大切さを訴えており、お金を貯める基本は、まずは増やすよりも倹約で支出を抑える習慣を身につけることが大事ですね。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございます。

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